首の調整1 – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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手で調整するのがカイロプラクティックの特徴です。
器具を使うと手の感覚が鈍くなるのでは?と思い、導入をためらっていた器具を、ひょんなことから導入することにしました。

アクチベーターメソッドというカイロの流派があり、そこで使われているアジャスティングツールを今後お目にかける機会があると思います。

この器具を用いてホールインワンテクニックという上部頚椎だけを治療する技法を御紹介します。

・頭と首の境目にある骨(C1:第一頚椎)の位置を確認するには、耳の穴の真下、アゴの関節の斜め後ろに人差し指をあてます。
・顎の後ろとも言えますが、そこのくぼみの”くぼみ加減”を左右で比較します。
・C1:第一頚椎がずれている側のくぼみ加減が少なくなります
・そちら側を親指でジワーッと押し込みます

私がする場合は、ジワーッと押す方法と、瞬間的に押す方法を用います。ジワーッと押す方法は安全ですが骨が動かなければ効果はありません。瞬間的に押す方法は、怖がられる方も多いので効果は抜群なのですが、できるだけ別の方法で対処してきました。そこで、ふとしたきっかけでしたが昔学校で使った器具を買おう、という気になったのでした。
久しぶりに使ってみて感じたことは、もっと早く使っておけば良かった・・・。でした。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


この器具はアクチベーター・インスツルメントと呼ばれていて1978年から使われ続けています。この器具では、カイロの特徴であるキャビテーション(関節がポキっという現象)を起こすことができません。それも導入してこなかった理由です。ただ最近では、モビリゼーションと言ってゆっくり関節を動かす技法も年齢や体格に合わせて用いる必要性を感じ出しましたので今後はどんどん使っていこうと思います。

話がずれましたが、首と頭の付け根で顎の後ろ側を指先で触ってみてください。くぼみ加減・出っ張り加減は同じでしょうか?左右の形が違うと感じる時は、まずはやさしく圧してみましょう。

私の場合、左側にC1がずれていたので、アクチベーターでパッチンパッチンと矯正したところ、この人生の中で一番重心バランスが良くなった様子です。バランスクッションに乗るとグラグラだったのがピタリと止まるようになりました・・・。慣れでは無いようで、しばらくたって歪んでくるとやはりグラグラに戻っていて、矯正直後に乗るとピタリと止まりました。

さらに驚いたことは、耳つぼの勉強で耳の穴の形をよく確認していたのですが、左耳穴の形が変わりました。側頭骨の位置が変わったのでしょう。以前は左耳がやや楕円形で耳掃除がしにくかったのですが、丸くなって指がすぽっと入るようになりました。

さらに驚いたことに、鼻の穴の形も変わりました。これは以前から首の体操後は良い形に、しばらくさぼると明らかに形が変形するのでした。長くなりましたので、この話はまたいずれ。


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