そして、自宅ならできるけど、外出中はムリ!
はい、そんな時に古典的条件付けです。
梅干しという無条件刺激を提示すると、唾液という無条件反対が起きます。
しかし、いつも梅干し写真は持ち歩きたくない。
そんな時こそ、古典的条件付けです。
ただ、その前に。
もしも、梅干しに気がついておらず、唾液が出ていない・・・ということでは、話が進まないので、梅干し見えてるかな?唾液出てるかな?は確認しましょう。
さて、「梅干し→唾液」反応が、安定してきたら、「梅干し」の前に、何か刺激をはさみます。
この刺激は、唾液には関係ない刺激=中性刺激にします。
ここで、その人の大好物を見せても、唾液が出るだけで、今からやろうとしている、「古典的条件付け」にはなりません!ですから、唾液のでないタイプの刺激を選びましょう。
さて、唾液には関係ない中性刺激に何を選ぶかは、ホントーに自由です。
犬なら、足音でいいくらいでした。
それなら、持ち運びに便利で、ヒト目も気にしなくてすみ、ヒトの迷惑にもならない刺激を選びたいところです。
例えば、「好きな曲」を聴いて、フツー唾液はでません。
そこで、「好きな曲→梅干し」の順で刺激を提示します。すると、「好きな曲→梅干し→唾液」になります。
これを、何回やれば良いかはヒトによりますが、そのうち、「梅干し」のプロセスをはぶいて「好きな曲→ →唾液」のようにしても、曲だけで、唾液が出るようになります。
これで、唾液が出にくくなったヒトも、好きな曲を聞くだけで口の中が潤いますよ!