「皮膚温を規定する因子」
「「伝導による熱の移動」と「血流による対流的な熱の運搬」」
皮膚に針を刺すのは痛い!ですし、手軽にはできません。
皮膚の表面なら、温度計をテープではりつけるだけで済みます。
そんな訳で、皮膚表面とは?皮膚の表面の温度とは?を明確にするために、あれこれ考えます。
今日は、伝導と対流による熱の運搬です。
伝導といえば、金属のスプーンを火であぶる。そのうち、持っている所も熱くなるという現象。
筋肉や皮膚でも、熱源からジワジワと熱が移動します。
対流といえば、お風呂でお湯の上の方が熱くて、下のほうがぬるいのを、かき混ぜる時、お湯が移動して、熱いの来たー!となるあれです。
血管というホースに、熱い血液(例えば、運動して熱くなった血)が一気に来たー!って感じ。
例えば、血行が悪い時に、お腹をほぐしてコリがほぐれると、太ももの方に一気に血液が行く。
すると「脚にドバッと血がきた!あったかくなった。」とお客様がよく言われます。
伝導はジワジワ、対流は一気に熱が運ばれる。
対流の方が、皮膚温の変化に即効性あり!のようです。