月別アーカイブ: 2016年3月

首の調整2 – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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頭の調整は、第一頸椎C1をまず動かします。自分のC1を動かすのはかなり難しく、首回し体操をしながら少しずつ動かしていましたが60点ぐらい(左後頭部にコリ感が残り、無理をすれば頭痛が出るレベル。)でした。
前回のお話の続きで、アクチベーターインスツルメントを用いて第一頚椎C1を動かしたところ、1日目バランスクッション上でのぐらつきが95%以上なくなりました。その後、3日ほど様子をみているとまたずれてきた感じがあり、バランスクッション上でもグラグラでした。そこで同じように第一頚椎C1を矯正。グラツキが収まります。こんな状態を、2、3日ごとに繰り返し10日後くらいから安定してきました。つまりC1のずれがあまり起きなくなってきました。

方法はアクチベーターでC1を外方から内方に矯正するだけです。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


首が変化をおこしていた初期10日間は、寝ていても首がいつもと違う感覚で、朝起きるといつもと違う所がゴキゴキといっていました。自分自身が治療を受ける体験が久しぶりにできたので今後の変化が楽しみです。お客様の話を聞くだけでなく、自分の体で実感できると技術に自信が持てます。

首の変化が起きて5日目くらいからは、肩甲骨の間の上部胸椎(背中の上の方の背骨)もボキボキと動きだし、ねじり体操やW体操をしているとほぐれてくるのが良くわかりました。やはり、骨格の位置を矯正後に運動する方が正常な位置にもどりやすいと再体験しました。

これだけ骨格が動くと、新しくつっぱる場所が出てくるとは思っていましたが、左顎の下あたりにツッパリと圧痛が発生しました。ここを退治すれば、前後のバランスがかなり良くなると予想しています。

鏡や写真をみてくちびるの位置が上下で違う、首が傾いているということがあれば、100%骨はずれているので、コリがひどくなる前に、内臓に影響が出る前に、骨が変形する前に、体操や矯正をする必要があります。


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首の調整1 – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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手で調整するのがカイロプラクティックの特徴です。
器具を使うと手の感覚が鈍くなるのでは?と思い、導入をためらっていた器具を、ひょんなことから導入することにしました。

アクチベーターメソッドというカイロの流派があり、そこで使われているアジャスティングツールを今後お目にかける機会があると思います。

この器具を用いてホールインワンテクニックという上部頚椎だけを治療する技法を御紹介します。

・頭と首の境目にある骨(C1:第一頚椎)の位置を確認するには、耳の穴の真下、アゴの関節の斜め後ろに人差し指をあてます。
・顎の後ろとも言えますが、そこのくぼみの”くぼみ加減”を左右で比較します。
・C1:第一頚椎がずれている側のくぼみ加減が少なくなります
・そちら側を親指でジワーッと押し込みます

私がする場合は、ジワーッと押す方法と、瞬間的に押す方法を用います。ジワーッと押す方法は安全ですが骨が動かなければ効果はありません。瞬間的に押す方法は、怖がられる方も多いので効果は抜群なのですが、できるだけ別の方法で対処してきました。そこで、ふとしたきっかけでしたが昔学校で使った器具を買おう、という気になったのでした。
久しぶりに使ってみて感じたことは、もっと早く使っておけば良かった・・・。でした。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


この器具はアクチベーター・インスツルメントと呼ばれていて1978年から使われ続けています。この器具では、カイロの特徴であるキャビテーション(関節がポキっという現象)を起こすことができません。それも導入してこなかった理由です。ただ最近では、モビリゼーションと言ってゆっくり関節を動かす技法も年齢や体格に合わせて用いる必要性を感じ出しましたので今後はどんどん使っていこうと思います。

話がずれましたが、首と頭の付け根で顎の後ろ側を指先で触ってみてください。くぼみ加減・出っ張り加減は同じでしょうか?左右の形が違うと感じる時は、まずはやさしく圧してみましょう。

私の場合、左側にC1がずれていたので、アクチベーターでパッチンパッチンと矯正したところ、この人生の中で一番重心バランスが良くなった様子です。バランスクッションに乗るとグラグラだったのがピタリと止まるようになりました・・・。慣れでは無いようで、しばらくたって歪んでくるとやはりグラグラに戻っていて、矯正直後に乗るとピタリと止まりました。

さらに驚いたことは、耳つぼの勉強で耳の穴の形をよく確認していたのですが、左耳穴の形が変わりました。側頭骨の位置が変わったのでしょう。以前は左耳がやや楕円形で耳掃除がしにくかったのですが、丸くなって指がすぽっと入るようになりました。

さらに驚いたことに、鼻の穴の形も変わりました。これは以前から首の体操後は良い形に、しばらくさぼると明らかに形が変形するのでした。長くなりましたので、この話はまたいずれ。


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首の調整0 – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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首を回してある角度で痛みが出る時があります。
痛みの場所が首の付け根C7(7番目の頸椎)が原因個所の場合。

・首を前に曲げて首の後ろを触ります
・首の根元で一番出っ張っている骨がC7です
・これを人差し指で押えながら頭をあげてゆっくりと首を反らせます
・骨が前に滑るのが感じられれば正常
・次に人差し指で押えながら頭を左右に動かします
・動かしている時にC7が左右に連動して動けば正常

C7の動きが鈍い、動かない、触ると冷たい、こういった時は異常があります。動きが悪い方向を特定して、そちらの方に動かすようにします。
うまくいけば、血が流れて温かく感じたり、直後に痛みがほとんどなくなります。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


骨を触って動かして動きの悪い個所を見つける検査方法をモーションパルペーションと言いいます。背骨の動きが悪くなっている所には痛みがでたり、遠い場所の痛みの原因になっている場合が多いので、この動きを改善するだけで痛みが取れる場合があります。私の体験では、昔C7の左側によく痛みが出ていたので、指で触診して首を動かして動きをチェックする絶好の練習ポイントでした。頭を右斜め前にたおすと左後ろの首・頭にツッパリと痛みが出ていた時は、触ると冷たく骨の動きは右を振り向く動きに制限がありました。自分の首の治療はやりにくいのですが、中指でコンタクトし回旋する力を加えて関節を動かしていました。そうすると冷たくなっていた所がジワーッと温かくなり、頭を右斜め前にしても速効で痛みが消えました。初めてそれがうまくいった時には、こんなに効くんだ、としばしボー然としました。C7の動きは頭痛や首・肩の痛みの解消に重要な要因です。


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バランスクッションで片脚立ち – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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片脚で立つことで股関節やひざ、足首や足の指の体操になるばかりでなく、腹筋、背筋も強化されます。

・安全の為、壁などに手をついて行います
・クッションの真ん中に脚をのせます
・浮いている足はできるだけ閉じておきます

クッションに空気を入れ過ぎないようにすると、バランスを崩した時につま先や踵(かかと)が地面について安全です。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


空手の指導を引退してから10数年になり、運動しないと人間どうなるのかを自分の体で実験したところ、お恥ずかしいことに良い姿勢というものを忘れてしまっていた様子でした。

先日キックボードを買い公園で遊んでいたのですが、片足で地面をけるという動作をするには体幹がまっすぐで、力を入れてしめていないと、ぐにゃぐにゃと体が動いて不安定になり転ぶということを発見しました。

全身に力を入れて乗れるようになったのが3日目で、それ以来姿勢がかなり変わりました。

脂肪が落ちたのではなく、腹筋に力を入れることが普通になり、ややお腹を引っ込めて、お尻に力を入れているような姿勢になりました。

今までは、腰が反り過ぎていたということです。

良い姿勢には、体に力を入れてしめることも必要だということを思い出せて良かったです。

不安定な物に乗ると自然と体に力が入る。という原理を応用して姿勢や重心のチェックと強化を同時にできるバランスクッションが役に立ちそうです。


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バランスクッションで体操の効果を検査 – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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真っすぐに立っているかどうかをチェックする方法です。

1・両足の裏をそろえてクッションの上に立ちぐらつき加減を確認
2・上半身ひねり体操などで歪みを矯正
3・もう一度クッションに乗ってぐらつき加減を最初と比較
4・ぐらつきが収まらなければ、体操強化週間を始めましょう

左右の筋力差や、癖などで
体が歪んだままでも安定して立てる場合もあります。

体操で歪みを矯正した直後は
バランスがよけいに崩れた感じになることもあります。

体操後の感覚を大切にして
バランス感覚の変化を体感しましょう。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


眼を閉じてその場で足踏みをして眼を開けるとかなり移動しているという場合も、重心の位置が狂っている証拠と考えられます。その場合、クッション上でもぐらつきが激しくなると思います。

体操などの効果をチェックする方法としておススメします。


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肩の上げ下げ体操 – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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立位又は座位で、胸を張ります。

1回深呼吸をしましょう。
このとき、肋骨を膨らまして、お腹をへこませる胸式呼吸をしてみましょう。

・肩の力を抜きます。
・肩の位置は、顎を引いた頭の耳の穴の真下です。

・肩を、出来るだけ下げます。

・次に、両肩を同時に上げて、首をすぼめる感じに。
・数秒力を入れたら、瞬間脱力。
・息も、ふーっとはきましょう。

数回繰り返しましょう。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス



深呼吸時に、背中などに動きの悪さを感じることがあります。

猫背になって、胸が張れない状態ですと、深呼吸をしてもはじめの数回は、十分な爽快感は無いでしょう。

深呼吸だけでも、肋骨、背骨の体操になりますが、ここでは準備体操としてあつかいます。胸式呼吸というのは、お腹をへこめて肋骨を前後左右にふくらます呼吸法です。ある本によると、腹式呼吸は人を感情的情緒的にする、胸式呼吸は冷静沈着にするとありました。役者の方には腹式、冷静になりたい方には胸式がよいのかもしれません。ここでは、肋骨と横隔膜の動きを改善する目的で胸式をすすめています。


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耳つぼ 不安・心配点 – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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名前のとおりで、不安、心配を感じる時におしましょう。

位置は、攻撃性抑制点のすぐ下で、耳たぶをつまんだ時に頬(ほほ)に指があたるくらいの所を刺激します。

指をそっとそえる程度でも神経が反応している感覚が頭の中に感じられます。つまむ必要もありません。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


不安・心配点と攻撃性抑制点は、イライラしている時や、会議などで白熱している時など、片手の人差し指で考えるふりをしながら触っていると落着くかと思います。不安は右耳、心配は左耳(右利きの場合。左利きは逆。)と教科書にはありますので試してみてください。


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耳つぼ 攻撃性抑制点 – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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精神に作用する重要な点です。依存症治療。

位置は、耳たぶをつまむと、その指先の前方で、耳たぶと頬(ほほ)の境目のあたりです。

指をそっとそえる程度でも神経が反応している感覚が頭の中に感じられます。”じーん”という感じです。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


攻撃性を抑制するとノジェ式にあります。適応症が依存症治療ですので、わがままだけれども甘えたところが強く、人につっかかる子供をイメージするとよいでしょう。ほほをなでてあげながら、そっと耳の付け根に触れてあげるだけで少し落ち着くかもしれません。私の場合も、疲れてきてセカセカしてきた時に触ってみています。すーっと何か気持ちが良いのは確かです。また、攻撃性抑制点のすぐ下に不安・心配(の解消)点があり、指先で刺激する場合はここも同時に刺激しましょう。気分が落ち着きますよ。


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耳つぼ 眼(緑内障、眼に差し込む頭痛) – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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炎症性眼疾患、麦粒腫(ものもらい)、緑内障、頭痛の時におしてみましょう。

位置は、みみたぶの中心です。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


緑内障は,眼圧上昇が原因の進行性視神経障害です。

米国では失明原因の第2位で、どの年齢でも発症し、60歳を超えると6倍といわれています。

眼圧はどのように上昇するのでしょうか。

それは、”房水”という水分の出入りのバランスが崩れ、分泌され過ぎというよりは、出ていく時にせき止められて溜まってしうそうです。

水が出ていかず眼球の中にたまりパンパンになるイメージです。

このつぼが緑内障に効果があるとするなら、”堰き止め”に関係する所に働きかけて水分の流れを良くするのでしょう。

成人の体の水分量は60%くらいと言われています。この流れが悪くなると病気になるということですね。


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耳つぼ 心、肺(不眠、呼吸器・皮膚疾患) – – 歩行活性化アドバイザー 優しい出張カイロプラクティック・整体院 CHIROPRACTIC KEN 

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精神自律神経の失調、不眠、不安、心疾患。
気管・気管支などの呼吸器疾患。
そして、なぜか皮膚疾患。

位置は、胃関係の下側ですので、胃を刺激したら一緒に刺激しておきましょう。

・耳栓をした時に指先があたる部分を押します。
・耳の穴の入口がある一番くぼんだ所の底面全体を押します。

指で耳栓をすると耳のくぼみにフィットすると思います。
爪があたらないようにくぼみの側面、下面、底面を押しましょう。



Chiropractic・健 の ワンポイント アドバイス


適応症は自律神経失調症、高血圧、低血圧、不眠症、不安、心疾患、気管・気管支等呼吸器疾患です。これらをながめてみると精神的ストレスが自律神経の働きに影響して血圧が不安定になり、夜は眠れなくなる。不安で心臓が痛くなり、免疫低下により気管支が障害され肺炎になる。または治りにくい喘息が続く。という症状が目に浮かびます。気持ちと体の問題を切って考えないようにしています。体への刺激から気持ちを楽にする流れと、気持ちを変えることで体を楽にする流れがあると思います。ツボを押すことで、少し体が楽になり、楽になるとさっきまで気に病んでいたことが、あまり気にならなくなる。楽になった体は気持ちを前向きにするでしょう。また気持ちの問題にダイレクトに対応するには、心理学的なアプローチがあります。


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